三重花びらの花モチーフの編み図と編み方|#flower_001
糸を切らずに編む三重花びらの花モチーフ
三重になっている花びらを色を切らずに編んでいく花モチーフです。今回は、オリムパス製絲さんの金票レース糸とタティングレース糸〈中〉を使って編んだものを紹介しています。
タティングレース糸は、クロッシェレースにも使えます。かわいい色があるのでおすすめです。
花びらの枚数によって、少しずつ違った花モチーフに仕上がります。
- 紫の花モチーフ:”編み図1”の一番下の花びらのみを編んだもの。
- ピンクの花モチーフ:”編み図1”と”編み図2”までの2枚の花びらを編んだもの
- ペールオレンジの花モチーフ:”編み図2”と”編み図3”の花びらを編んだもの。編み図1の3〜4段目の工程を飛ばして、2段目を編んだら編み図2の5〜6段目を編んでいます。
三重花びらの花モチーフの編み図と編み方
使用糸・針・完成サイズ
- 使用針:6号レース針
- 使用糸:
ペールオレンジ:オリムパス製絲 金票レース糸 カラーno.810
ピンク・紫:オリムパス製絲 タティングレース糸 カラーno.T207/T208 - サイズ:約3cm
- 編むのにかかる時間:約15〜18分。2枚目の花びら(編み図2)まで:約12〜15分
三重花びらの花モチーフの編み図
編み方
このページの編み方の説明は、わかりやすいように各段で糸の色を変えていますが、1本の糸で続けて編んでいくことが出来ます。
※編み手順には少し太めの糸のエミーグランデハーブスを使用しています。
編み図1から編んでいきます。
作り目はわから編む方法で細編みを6目編みます。
2段目は、作り目の細編みの向こう半目を拾って編みます。1目めと4目めは細編みを1目編んで、2・3目めと5・6目めは細編みを2目ずつ編み入れます。2段目で細編み目を全部で10目にします。(写真1)
3段目の細編みは、2段目の細編みを1目ずつ飛ばして編みます。(写真2)
4段目は花びら部分になります。3段目で編んだ鎖編みを束で拾って編みます。鎖編み部分から編み始めるので、鎖編み部分で最初に1回引き抜き編みをして編みはじめます。
4段目の最後の花びらが編めて引き抜き編みをしたら、鎖編みを1目編みます。(写真3)
5段目は編み図2を見ながら、3段目と同じように細編みと鎖編み3目を編みます。細編みを編む場所は、3段目で拾わなかった編み目を拾って編みます。(写真4)
5段目・6段目はわかりやすいように黄色の糸、7段目は青色の糸で編んでいきます。皆さんは、そのまま糸の色を変えず編み進めてくださいね。1本の糸を切らずに最後まで編めるようになっています。
6段目は花びら部分で、4段目と同じ要領で編んでいき、6段目の最後まで編めたら、鎖編みを1目編みます。(写真5)
7段目は、作り目部分の細編みのの手前半目部分を拾って、花びら部分を1目飛ばしに3回編みます。(写真6・7)
7段目の3つ目の花びらが編めたら、最初に花びらを編み入れた細編みの手前半目に引き抜き編みをして糸を切ります。(写真8)
4段目が編み終わっても(写真9)と6段目が編み終わっても(写真10)花モチーフとして使えます!
また、糸は長く切っておくと、花芯やアクセサリーパーツを付けるのに使えます。